トップページ > 「願いごとの叶うまち」ブランド化プロジェクト > 調査資料 > 「安城七夕」イメージ調査

「願いごとの叶うまち」ブランド化プロジェクトProject

調査資料

「安城七夕」イメージ調査

「願いごと、日本一。」の浸透はまだこれから

2009年に安城七夕まつりの価値を見直そうと、新たに主催者の安城七夕まつり協賛会が掲げた「願いごと、日本一。」というスローガン。「願いごと」こそ安城七夕の誇れるコンテンツであり、その価値をダイレクトに伝えながら“日本三大”から日本一に進化することをビジョンにしているが、アンケートの結果からは、過半数が「知らない」という結果になった。発表してから3年が経ち、シンボルでもある公式キャラクター「きーぼー」とともに徐々に知れ渡ってはいるものの、まだまだPRに努力が必要である。

安城市民は52%が「知っている」

ただし、市内と市外では認知度に大きな差が生じている。市内に限っていえば52%が「知っている」と答えており、これは「知らない」の37%を大きく上回っている。一方、市外では約2/3に相当する65%が「知らない」で、「知っている」はわずか26%に過ぎない。この2つの相違する結果は、市外でのPR不足を物語っており、言い換えれば今後市外で効率的にアピールしていくことが急務といえそうだ。世代別で見れば、「知っている」と答えた人は、10代、20・30代、40代以上と、年齢が上がるにつれて増えており、若年層へのアピールも広報面のカギといえる。

アンケートから見える方向性

安城七夕まつりの「願いごと、日本一。」計画のシンボルとして誕生した、願いごとの精「きーぼー」。ゆるキャラの中でも特別ゆるいその風貌は、七夕のロマンや天の川に願いごとを届ける伝道師的なストーリーをシンプルに体現したもので、まつり期間中に登場すると子どもたちの人だかりができる。実際にどれぐらい好印象を抱かれているか、アンケートしたところ62%が「好き」と答えた。実質的に同レベル扱いである「もっと有名にしたい」も含めれば、85%の人がきーぼーに愛着を持っている。

居住地別ではとりわけ安城市民の評価が高く、「好き」だけで76%をマークし、「好きでない」と答えた人は2%しかいない。誕生以来の3年間、地元を中心にプロモーションの核として起用され、地道にPRし続けてきた成果でもあるだろう。

また性別では女性、世代別では20・30代から特に愛されており、これは「願いごとのまち・安城」の印象に対するアンケートで絞られたターゲットと合致する。10代の子どもだけでなく、大人がそれ以上に支持しているこの傾向は、対象者のセグメントにおいては好都合といえる。今後進めていく商品開発においても、きーぼーを有効に活用すべきであると断定できる。

安城七夕は「そぞろ歩き」の夏まつり

七夕まつりに来場する目的として、最も票を集めたのは「出店を見て歩く」だった。複数回答ではあるものの約8割がこの項目にチェックしており、特に性別では男性と、世代別では40代以上から9割近い支持を得ている。また「竹飾りを眺めながら歩く」が68%の2位に来ており、出店とともに「見て歩き」の要素がポイントとなっていることがわかった。中でも40代以上からは79%と、この世代は「出店」とともに“見て歩く”ジャンルが群を抜いて高評価となっている。

「願いごと」は10代と女性から支持

「短冊や風船に願いごとを書く」に関しては49%の3位だったが、ステージイベントやストリートパフォーマンスなどアクティブに動くイベントとの対比では大差をつけて支持されている。性別では女性63%、男性39%と明暗分かれるような結果となった。世代別では、10代以下の得票数が部門別では唯一、総合2位の「竹飾り」を上回っている。ステージイベント、ストリートパフォーマンスに関しては思いのほか低評価だった。

約6割が「願いごとを書いたことがある」

安城七夕まつり協賛会が「願いごと、日本一。」のスローガンを掲げた背景には、推定日本一といわれる約1万個の願いごと短冊が飾られた「短冊ロード」の存在が大きいものと思われる。実際に、七夕まつりに来場した人がどれだけ願いごとを書いているのか、アンケートしてみたところ半数以上の60%が「はい」と答えた。願いごと短冊のコーナーは広い七夕まつりの会場の中でも、短冊ロードのある願いごと広場、ファミリーが集うへきしん市民スクエアなど限定されており、その条件下を考慮すれば人気コンテンツになっていると位置づけられる。

安城市民の願いごと体験率は83%

部門別では、市内と市外では得票数に明確な相違が現れる結果となった。市外では過半数を下回る44%だが、市内ではほぼ倍数にあたる83%が願いごとを楽しんでいる。また、世代別では10代の67%が際立った数値となっている。これは、願いごと短冊の運営担当である安城青年会議所が、夏休み前の市内小中学生に短冊を配布していることも関係しているのではないかと推測できる。

Copyright(C) All Rights Reserved.